タワーオブハノイ再プレイの記録
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- 2025/12/01 22:15 ID:006954
- クワロとシクロとドルガム君の本編後のセンシティブな話
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↓センシティブ注意↓
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本編後十数年も経てばお友達も中身はいい大人だし(クワロもそれなりに)、お友達同士の付き合い方も、だいぶフランクになってきてるのではないか
シクロはクワロの“実験”に多少は協力的になっているのでは
クワロもこの頃にはドルガム君に慣れてきているかもしれない
これらのご都合的な仮定をまとめたら、クワロがドルガム君の手を借りてシクロを縛る話が出てきたのでメモ
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クワロ(+ドルガム)×シクロ
兄をふたりで縛ってるだけ
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ディエミが育ち、魔物の数も減ってきてフラスコに静穏が漂ってきた頃。
夕時、クワロが珍しく兵舎のドルガムのもとを訪れた。
どこか言い辛そうに、手を貸してほしいと願い出るクワロ。
一応理由を聞くと、シクロと一緒に行っているネガ物質関係の“実験”に支障が出そうなので、ドルガムの協力も仰ぎたいとのこと。
最近はお友達の精神も安定してきたせいか、ディエミのおやつが先細りしている。“畑”以外の方法で効率よくネガ物質を集める方法を研究中らしい。
シクロがどういう気持ちでに協力しているのかはさておき、クワロに連れられて、今は診療所となっている彼の家へ赴くと、普段通りのフード姿のシクロが、床の上で不格好に縛られ、呻いていた。
唖然としているドルガムに、クワロは滔々と説明を始めた……本能の果実、のたうつ苦悶を中心に、不快茸、あとはシクロなので可能であれば怒りの実も視野に入れての実験、ということらしい。
クワロがひとりで縛ったらしい。が、わざとかと思うくらいに稚拙なやり方で、各関節が引き攣れていた。血が流れずに紫色に変色している各部位は、このままだと確実に壊死。唇の色も暗く、短時間で窒息死に至ることはドルガムにも見て取れた。
諫めながらドルガムはシクロの縄を切り、床に横たえる。意識はしっかりしているようだが身動きもせず、その首にはいくつもの注射針の後があった。
クワロが一枚の紙を取り出した。この実験に関する契約書。実験はシクロが死ぬまで続行されるが、シクロは常に自らの意思で実験を降りる権利がある。文の下部にはシクロの荒い筆跡でサインが記されていた。
実際、縄はただの麻縄なので、シクロはいつでも自らの炎で焼き切ることが出来る。つまりシクロは今、自分の意思で弟に縛られて、苦痛を甘んじて受けている状況だった。
シクロの回復を待つ間、クワロはドルガムに相談した。
人間は拘束するだけでも様々なネガ物質を生成するらしい。今は、縛り方と生成されるネガ物質の関係について、「最適な人物を用いて」調査中ということだった。
現状は苦悶のネガばかりで、本能の果実がまったく生成されない。更にクワロひとりでは、上手く縛れない……らしい。
なので、大荷物の梱包などに手慣れているドルガムの「知識」と「腕力」をあてにしたい、という話だった…… 「腕力」と言う時、クワロは僅かに口ごもった。
確かに荷物も人間も「纏める」のは慣れているドルガムだが、この方面はよくわからない。というか興味が無い。
悪趣味な“実験”に付き合う義理も無いが、この後もシクロは自分の意思で弟とここに残り――やがて「復活」するのだと思うと、放っておくわけにもいかない。と渋い顔になるドルガム。
仕方なく、シクロの手足を折り畳み、なるべく体重が分散するように縄をかけていく。その間、シクロは表情を変えず、無言のまま床を見つめ、ドルガムどころか弟の顔すら目を向けない。
生きた人間を縛るだけなら、別に腕力などいらないのでは? と思っていたドルガムだったが、シクロが無抵抗の代わりに自ら動こうとはしないとわかって納得した。シクロは水分を多く含んだ「物」に、ひたすら徹していた。
そうして出来上がったシクロを、クワロのオーダーで吊るす。体が床から完全に離れる瞬間、シクロは全身を固くしたが、その後苦悶の表情は浮かべなかったことに、ドルガムは安堵した。
身構えていた苦痛が来なくて肩透かしだったのか、シクロはなにやら呆然となったまま吊られていた。暫くの後、何やらいたたまれなくなったか、時折身じろぎをし始めた。相変わらず口を閉ざしているが、危機的な表情は見せていない。兄の様子に実験の続行が可能と理解した弟は、楽しそうに口元を緩めた。
クワロから礼と一緒に、このまま実験に付き合ってほしいと乞われたドルガムだったが、今度は断り、扉を自ら閉じて立ち去った。この双子のコミュニケーション方法は、あまり自分には向いていない……筈。
――――
後日、クワロが改めてドルガムに礼を言ってきた。良い色艶の果実が大量に採れた、ディエミも喜んでくれた。と満足げに語るクワロ。
シクロの体調についてたずねると、勿論死んだりせず、実験後はすぐに問題なく日常に戻ったとのこと。
今後も同様の“実験”を行う際は、是非ともドルガムの手を借りたい、とクワロは純粋に嬉しそうに頼んでくる。
ドルガムは溜息をひとつつき、返事を……保留した。
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↑センシティブ注意↑
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